Awesome Tapes From Africaによって発掘されたセネガルの女性ヴォーカリストによるアルバムから。ラップとポリリズムを組み合わせたかのようなユニークなトライバル・ミュージックは、20年前とは思えぬ新鮮な空気を運んでくれる。
2015年7月31日金曜日
2015年7月30日木曜日
Rebles「Taboo(Club Mix)」
Socaグループ、RebelsによるSade「Sweetest Taboo」のカバーをリ・エディットしたトラック。甘美でファンキーなサウンドによる音響的快楽に酔いしれてしまう。
2015年7月29日水曜日
Stephen Encinas「Lypso Illusion」
RAでも高い評価を受けたトリニダード&トバゴ録音79年カルト・ディスコ。流麗なシンセと、ソフトな響きを醸し出すスティールパンが絡み合ってうまれるミステリアスな雰囲気は聴く者を魅了する。
2015年7月28日火曜日
Aïsha Devi「@Musée du quai Branly 05/07/15」
EPをリリースしたばかりのDanse Noireボスによる最新ミックスは、パリのケ・ブランリー博物館が所蔵するレア音源を使用した実験的トライバル・ミュージックとでも呼ぶべき刺激的な内容。
2015年7月27日月曜日
Dred Scott「Breakin' Combs」
ヒップホップ黄金期の94年にリリースされた名盤。幼少から慣れ親しんできたジャズのエッセンスを随所に塗したハードボイルドな名曲を矢継ぎ早に放つ。その完成度の高さはPete RockやDJ Premierといった一流のプロデューサーに全く引けをとらない。
2015年7月26日日曜日
Lord Echo「Thinking of you」
Sister Sledgeのレゲエソウル・カバー。ピースフルな音楽性とダンスシーンを盛り込んだPVは、Avalanchesの大傑作ナンバー「Since I left you」を想い起こさせる。
2015年7月25日土曜日
2015年7月24日金曜日
Moritz Von Oswald Trio「Sounding Line 1」
一聴してそれと分かるほど個性的なTony Allenのアフロビートと冷たいシンセサイザーが、聴く者を深みに嵌めていくディープ・ミニマル・ダブ。IndopepsychicsによるFemi Kutiリミックスにやられた人は必聴。
2015年7月23日木曜日
Sebastiao Tapajos & Pedro Dos Santos「s/t」
ギタリストとパーカッショニストのデュオによるアルバム。ボサノバのように繊細なギターとサンバ的なパーカションの絡み合いが切り開く響きはあまりにもやさしく、独創的である。
2015年7月22日水曜日
Soom T & Disrupt「Ode 2 A Carrot」
Jahtariのドン、Disruptによるデジタル・トラックとインド系スコットランド人、Soom Tのアクの強いヴォーカルが絡み合って生まれた8ビットレゲエは、強い中毒性を孕んだ唯一無二のサウンド。00年代の隠れた名盤。
2015年7月21日火曜日
Brenda Ray「Sweet Romance」
女性メロディカ奏者の唯一のアルバムから。透き通るようなフィメール・ウィスパー・ボイスと中国的なメロディを組み込んだダブはキュートかつストレンジな空気感に溢れている。
2015年7月20日月曜日
OMSB feat,Downshot Rig「Porn Graf」
アトモスフェリックなウワモノと躍動感のあるビートによるトラックに、田我流&Killer-bongの強力コンビによるリリックが突き刺さる。
2015年7月19日日曜日
Billy Wooten「Chicango (Chicago Land) 」
MadlibからDev Largeまでを虜にする不世出のヴィブラフォン奏者による1979年作から。ギター、フルート、エレピ、ヴィブラフォン等のあらゆる楽器が空間を浮遊するラテン/フュージョンは、魔術的とも言える魅力を備えている。
2015年7月18日土曜日
Psychic Mirrors「Midnight Special」
マイアミの男女10人編成グループによる7インチから。いい具合にエコーのかかったファルセットボイスや、インディー感丸出しのチープなシンセなどが一体となって奏でるスローモー・ブギーファンクは何とも愛らしい仕上がり。
2015年7月17日金曜日
Improvisators dub meet the disciples「s/t」
フレンチ・ダブ・グループとUKダブ/ニュールーツの雄が融合。インド音楽やドローンなど様々な要素を含めた一筋縄ではいかないエクスペリメンタル・ダブは、定型化されたダブとはかけ離れた妙味に溢れている。
2015年7月16日木曜日
Onra「We Ridin' (feat. Daz Dillinger & Olivier Daysoul)」
Delroy Edwardsの近作とも共振しそうな、90'sフレイバー満載の最新アルバム「Fundamentals」から。Daz Dillingerらをフィーチャーしたモロにウェッサイなトラックは、今夏を代表するクラシックとなりそうな風格すら漂わせている。
2015年7月15日水曜日
Iration Steppas「High Rise VIibrations」
自身のレーベル、Iration Steppaの1番。エグみのあるシンセをバリバリに効かせたヘヴィウェイト・ニュールーツ/ダブは、アシッドな香りすら漂ってくる。
2015年7月14日火曜日
Bush Chemists meets Jonah Dan「Meditation Rock (Aba-Shanti Remix)」
まるで地響きのような鈍重なバスドラをベースに構成されたAba-Shantiミックス。OmのAlpha&Omegaよりもヘヴィな、ドゥーム・ダブの決定版とも言えるサウンド。
2015年7月13日月曜日
Twinkle Brothers「Dub Massacre」
「ダブ大虐殺」と名付けられた82年のアルバムは、Jah Shaka&Mad Professorという強力コンビによるミックス。奇怪なSEや空間に木霊する太いビートを使いながら、意識を飛ばしにかかるニュールーツはサイケデリックな色彩すら帯びている。
2015年7月12日日曜日
Arrington de Dionyso with Graeme W. Smith「Songs of Psychic Fire Volume 5 The Book Of Angels」
オリンピアの怪人とハープ奏者のセッション。スロート・シンギングにエフェクトをかけて遊ぶ、インプロヴィゼーション・ダブとでも呼びたくなる演奏を含んだ豊穣なる音の戯れは、どこか懐かしい響きを伴っている。
2015年7月11日土曜日
Scientist「The Seducer Dub Wise」
憂いを帯びたメロディや、トリッピーで躍動感のあるビートを自在に操って創られたヘヴィでサイケデリックなサウンドは、危険な香りを放っている。シュールで美しいダブの世界を堪能できる30分間。
2015年7月10日金曜日
Keith Hudson & The Soul Syndicate Nuh Skin Up Dub
極少数のみプレスされた79年のアルバム。Keithの人懐っこいヴォーカル、スロー&ミッドテンポなリズム、空間を歪めるディレイの三位一体による極上ダブアルバム。
2015年7月9日木曜日
Arturo Ruiz Del Pozo「Despegue」
ペルーはリマの作曲家による民族楽器と電子音を緻密に織り込んだサウンドは、密林に送り込まれたXenakisのごとく猥雑でマッドなエレクトロ・アコースティック。今年のリイシュー・ベスト最有力候補。
2015年7月8日水曜日
Sir Positive「Obasokak (Road is rough) 」
Wordsound傘下Black Hoodzからリリースの12インチから。Black Smokerファンに聴いてほしい、イルな空気漂うヘヴィウェイト・スモーキー・ダブ。
2015年7月7日火曜日
Domenique Dumont「Le Château de Corail」
パリジャン・レーベルAntinoteよりリリースの12インチから。さざ波の音とスティール・パンを使った、海辺の情景を惹起させる静謐としたサウンドは、Quiet Village辺りのファンにも聴いてほしいアンビエント佳曲。
2015年7月6日月曜日
2015年7月5日日曜日
2015年7月4日土曜日
2015年7月3日金曜日
When「The Black Death」
BurzumことVarg Vikernesをはじめ、数々のノルウェイジャン・ブラックメタル・ミュージシャン達をも虜にしたという、Lars Pedersenのワンマン・ユニットによる92年のアルバム。あらゆる音が現れては消えていくその構成とダークなサウンドは、まるで日向の当たらない場所で創られたKLF「Chill Out」のようでもあるが、全くチルアウト出来ない不穏なムードに包まれている。
2015年7月2日木曜日
Vladimir Cosma「Le Ballet Des Allégories」
ルーマニアの作曲家によるフレンチ・サントラ「Volpone」の1曲目。レアグルーヴとアヴァンギャルドの融合とでも言うべき新奇な音楽性は、発売から40年を経た今も斬新に響く。
2015年7月1日水曜日
Harry Roesli「Titik Api」
ガムラン、女性スキャット、時にアシッドなキーボードなど様々な要素が入り乱れるインドネシアン・プログレッシブ・サイケ。欧米のロックにかぶれることのない独特の味わいと、フリーダムな展開に度肝を抜かれる。今年最大級の発掘。
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