2014年3月31日月曜日

Damu The Fudgemunk「How It Should Sound Volume 1 & 2」

ワシントンDCのビートメーカーによるビート集。Stones Throwファンはもちろんのこと、春風でのKiller-bongのプレイにやられた人に聴いて欲しい。

2014年3月30日日曜日

Weedruid「The Last Houdini Seance」

昨年結成したばかりのジャーマン・ドゥームメタル。ダーティなサウンドとヘヴィなリフが奏でるインストゥルメンタル・ドゥームはすでに風格を漂わせている。

2014年3月29日土曜日

Muslimgauze「Dome Of The Rock」

スローかつ硬質なビートに中東のパーカッションを合わせた、Arabic Ambient Dub。唯一無二の世界。

2014年3月28日金曜日

Xoki & Hieronymus「Reggaeparty」

気鋭のデンマーク・ダブ・プロデューサー達によるレゲエ・ミックス。緊張感のある自身のトラックとは違い、リラックスできるムードが心地よい。

2014年3月27日木曜日

Moodymann「Sloppy Cosmic」

ヴェテラン・デトロイト・プロデューサーによるFunkadelicのカバーは哀愁のサイケデリック・ブルース。お見事。

2014年3月26日水曜日

Vinyl Experience (9) ターンテーブルを持たない若者たち

Text:堀 史昌

前回の記事で若者の間でレコードの人気があることは分かってもらえたと思うが、ターンテーブルあるいはレコードプレイヤーを持っていない若者たちもレコードに手を伸ばしている、という事実を知ったら驚くだろうか。Independent紙の記事でもレコードプレイヤーを持っていない若者がレコードを買っているという事実が取り上げられている。以下、HMVのスポークスマン、Gennaro Castaldoの言葉を引用する。

Tlebron「Fuck yo couch」

気怠いムードが心地よいStoner hiphop。Anticonファンにも聴いて欲しい。

2014年3月25日火曜日

Moss「The Adept」

Electric Wizard「Wizard of gore」にも通じる煉獄のドゥームメタル。

2014年3月24日月曜日

Dorisburg「Sinai Hypnosis」

耽美なメロディが空間を包み込んでいくスウェディッシュ・ミニマル・テクノ。
ドローン・ファンにも聴いて欲しい一品。

2014年3月23日日曜日

Swamp Witch「Gnosis」

Electric Wizardと並んで世界で最も重要なドゥーム・メタルバンドの一つによるファーストEP。新作が待ち遠しい。

2014年3月22日土曜日

James Din A4「Untitled」

Farbenによるリミックス集も好評なプロデュサーによるデトロティッシュ・ハウス。Moodymannファン必聴。

2014年3月21日金曜日

Haikai No Ku「Blue At Noon」

不失者ファンはマストなUK轟音サイケ。ギタリストMike Vestの活動は本当に見逃せない。

2014年3月20日木曜日

Jambinai「Connection」

韓国のインストルメンタル・グループによる伽耶琴(カヤグム)や奚琴(へグム)を用いたミニマル・ロック。自国の伝統音楽とモダンなロックを高い次元で融合させる手法はSepultura「Roots」を思わせる。

ニューナンブ (6)

Text:Onnyk

盛岡なう4 『やっぱりカンノ・オサムだ!』(上)

<ちょっとだけトムコラ>
 
どうやら菅野修を「カンノ・シュウ」と呼んでいる、読んでいる方があるようなので書いておくが、「カンノ・オサム」が正しい。本人がいってるから間違いない。いや、本人が間違っていると面白いのだが。実際、以前に本人から聞き書きしたことをまとめたり、個展の為に書いた文章もあるからいずれ紹介したいが、とりいそぎここでは1995年から始めたフリージャズ的カルテット、およびトリオなどを中心に紹介したい。菅野自身が、多数ある自著のひとつ「ピンクのあたま」で、多くのミュージシャンとの共演や招聘を語っている(多くが漫画の作品集だが、これだけがエッセーである)。そんな中で、私自身が関わり、菅野と共演もしたのはペーターコヴァルト、トムコラである。

2014年3月19日水曜日

「Thoabath (live) @ Shirley Temple of Doom 3.15.2014」

灰野敬二によるエレクトロニック・ミュージックが好きな人に聴いてほしい正体不明のノイズ/インダストリアル。

2014年3月18日火曜日

Low Jack「Ether & Crac Mix (Radio Campus Paris)」

フランスの若手DJによるエクスペリメンタルMix。シャーマニックなパーカッションからノイジーなテクノまでを駆使して完全に独自の世界を作り上げている。

2014年3月17日月曜日

Eludem「clapseason volumen.sleep」

Chopped&Screwedの方法論を援用しながらも、Balearic的な雰囲気も醸し出している特異なMix。DJ KenseiのHiphop Mixが好きな人は必聴。

2014年3月16日日曜日

Alumbrados「Principium I」

Bardo PondのGibbons兄弟によるサイケデリック・ラーガ・ロック。Angus MacliseあるいはBongファンに聴いてほしい孤高の音楽。

2014年3月15日土曜日

AKA「Skip Away」

歪みまくったファズギターをフィーチャーしたインドネシア産ヘヴィサイケ。ド迫力。

2014年3月14日金曜日

Cult of Occult「Children Of the Grave」

フレンチ・ドゥームの新鋭がいわずとしれたドゥーム・メタルのクラシックをカバー。Electric Wizard「Supercoven」が好きな人は必聴な究極のドゥーム。

2014年3月13日木曜日

Polmo Polpo「Kiss Me Again and Again」

Dinosaur Lのリ・ワークはファンク化したTerry Rileyといった趣き。人力ミニマルによるグルーブは中毒になる。

2014年3月12日水曜日

Optical Frameworks「Ode for Wooden Piano」

フィールド・レコーディングで採取した地下水の音などをオープン・リールテープを使って繋ぎ合わせた音響/アンビエント。ヘッドフォンを通じてその微細かつ深い音の響きに浸って欲しい。

2014年3月11日火曜日

Clouds「Rest of the Cycle」

真夜中が似合う暗黒アンビエント・ダブステップ。Aphex Twinファンにも聴いてほしい。

2014年3月10日月曜日

Kuniyuki Takahashi「All These Things (Theo Parrish Rmx) 」

透き通るようなフィメール・ヴォーカルと、延々と同じリズムを刻み続けるミニマル・ビート。これぞディープ・ハウス。

2014年3月9日日曜日

Porter Ricks「Port Gentil」

胎児の頃の記憶を呼び醒ますかのような、静謐としながらも力強いアンビエント・ミニマル・ダブ。美しい。

2014年3月8日土曜日

El Mahdy Jr & Gulls「Disco Maghreb」


アルジェリアのポップミュージック、ライをサンプリングしたサイケデリック・ダブ・ファンク。Badawiファンに薦めたい。

2014年3月7日金曜日

Xoki「A forest dub」

スローなリズムの中で鳴り響く雷鳴のようなアタック。ドープ過ぎるデンマーク産ダブ。

2014年3月6日木曜日

Blown Out「Sun Rot (Parts I & II)」


Bongの首領、Mike Vestによる新たなるサイケデリック・ドゥーム・ユニット。ラリーズ、不失者などジャパニーズ・サイケファンにも聴いてほしい恍惚の40分間。


2014年3月5日水曜日

Kushal Das「Raga Marwa」


ベース・シタールのスルバハールが導き出す深遠なる音の響き。ドローン/アンビエント・ファンも聴くべき。

2014年3月4日火曜日

Virginia Genta (Jooklo Duo) インタビュー Part2






インタビュアー:堀 史昌


―なぜだか分かりませんが、私がインタビューしたアーティストは双方ともにインタビューした直後に日本に来ることになりました。なので、あなたたちのパフォーマンスも日本ですぐに見られることを楽しみにしています!日本のミュージシャンで一緒に演奏をしたい人はいますか?小杉武久とのコラボレーションはどんな感じだったのでしょうか?あなたが言うとおり、世界中の音楽に共通点を見出すことができます。例えば演歌とエチオピア音楽はよく似ています。私も普遍的なサウンドを追求することが重要だと思います。しかし、同時に自分の地元特有のサウンドを追求することも重要だと思います。イタリア特有のサウンドを演奏しようと思ったことはありますか?

Dub Gabriel「2nd Coming Of The Urban Mystic」

ダブとインド音楽の邂逅が切り開く新たなる音の世界。Muslimgauzeファン必聴。

2014年3月3日月曜日

Pocahaunted「Riddim Queen」

意識を飛ばすかのようなフィメール・ヴォイスが木霊するサイケデリック・ドローン・ダブ。Mauve SideshawMarina Rosenfeldファンに薦めたい。

2014年3月2日日曜日

Mari Kvien Brunvoll 「Everywhere You Go (Villalobos Celestial Voice Ressurection Mix)」

ノルウェー・ジャズ/エクスペリメンタル・シーンの新星、Mari Kvien BrunvollをVillalobosが中毒性の強いミニマルにミックス。
 

2014年3月1日土曜日

John Zorn & Keiji Haino

1991年、仙川ゴスペルでのライブ。阿部/高柳による「解体的交感」を思わせる演奏。フィニッシュに痺れる。